2007年2月23日金曜日

ヨーロッパの旅5

フランスの続きです。エビアンからそれほど離れていないところにアヌシーというところがあります。
運河と湖の町です。湖は確かヨーロッパ一の透明度だったと記憶しています。あいにくの雨だったのですが、水の透明度は強く記憶に残りました。天候の良いときにまた行きたい場所です。夏なのに寒かったので、レストランでチーズフォンデュを食べて体を温めました。
それから、地中海方面、コートダジュールはニースなどに行ったときはやはりモナコへも必ず行きました。
何分、お金があるほど楽しみのある街ですから、個人的に旅行するにはいまひとつでした。(予算がたりない!)ところが、会社員のときにお供でモナコに行く機会に恵まれたので、そのときのお話を少し・・・・
宿泊はエルミタージュ!です。20070223-エルミタージュ.jpgお部屋はブルーのストライプとブル-の小花柄を巧みに組み合わせたインテリアが超可愛くて、案内されたあと、うれしくて小躍りしてしまいしました。アメニティはブルガリでこれまたびっくり。
こんな素敵なお部屋に一人で泊まるのもつまらないですが、なかなかないチャンスなので楽しもうと決意!?しました。自由なときは、海岸へ繰り出して日光浴、それから崖の上のセレブが来るようなテラス
でワイン&ランチ。夜の自由時間は上司のお供で、お寿司三昧。お客さんがテニスをしたいというので、モナコの有名なテニスコートで汗を流し(すこし熱射病気味になりましたが)、極めつけは、タラソテラピーにお供・・・お部屋でバスローブに着替えて、通路でつながっているオテル・ド・パリへ。いくつもの種類の海のエステ?にどきどきでした。たとえば全身を暖めた海草に包まれるとか、海水をホースで5メートルくらい離れたところからかけられるのとか(これは不思議なエステ?でこちらはすっぽんぽんで、ホース係りは椅子に座って私に水をかけるのです。「はい、次は後ろを向いて」とか「手を上げて」とか指示されて。何で私はこの人に裸で水をかけられなくっちゃならないの?って感じ)。基本的にこういう類のものはほぼ裸なんで、なんとなく落ち着かないですよね。私たちは一日コースでしたが、他に痩身とかデトックスとかのために食事つきのコース(1週間とか)もありました。・・・本当になかなかできない体験をたくさんした旅でした。
20070223-お部屋.jpgエルミタージュの別のお部屋

2007年2月16日金曜日

ヨーロッパ旅行4

��回目のヨーロッパは初夏の旅でした。夏のバカンスシーズンの直前までに帰国するスケジュールですと、
チケットも安く、しかも気候もいいのでお勧めの時期ですね。今日レッスンのとき「何回海外に行かれたんですか?」と尋ねられて、そういえばずいぶん行ったなあ、と思いました。ざっと数えて4-50回くらいでしょか?この回数には仕事で(営業だったので、褒章旅行のお供で)行った回数も入っています。
で、4回目以降のヨーロッパ旅行の話に戻りますが、この後は7-8年毎年のように出かけたので、記憶がごちゃごちゃなので、国別に(個人的見解たっぷりの)見所をご紹介したいと思います。・・・・まずはフランスから。パリから北西へ電車で2時間「男と女」の舞台になったノルマンディー地方のドービルはおしゃれな街でした。またまた大好きな大盛りの氷のうえに魚介類をたっぷりのせたものを出してくれるレストランへ。えび、カニ、貝をレモンやマヨネーズで堪能(ポン酢持参でさらにおいしさアップ!)ブルーと白のノルマンディーホテルでお茶を飲みながら休憩したとき、周りはパリからのお金持ちのお客様ばかりで、少し緊張・・・・
それからカジノもあります。でも一番印象にのこっているのは、木組みのかわいらしいおうち・・・かと思いきや、ルイ・ヴィトンだったり、こじんまりした一軒やが実はグッチだったり(ブランドは少し記憶薄)と不思議な町並を歩いたことです。また、ブティックの中に可愛い犬が(おんなじ種類)いるのを良く見かけて、何犬かな?(実は私は犬種にはかなり詳しい)と思っていたら、実はプードルだった、と後でわかりました。いまでこそ、日本もプードルファンが多いですが、フランス人はプードルが好きで、多くがぬいぐるみのようなカットにしていたのでわからなかったのです。続いてエビアン・レ・バン。レマン湖のほとりの町です。ご存知ミネラルウォーターで有名になりました。ここにはロワイアルという一流ホテルがあるのですが、そこは少し近寄りがたい感じです。わたしは、そこからもう少し山の上にあがったホテルに泊まりました。名前はLA VERNIAZといいます。一度行ってみて欲しいホテルです。エントランスはツタに覆われていて、中は秘密の花園のようなお庭、ホテルの受付はどこかわからないでうろうろしていると、そのはず受付はないのです。事務所の建物から人が出てきて、お部屋へ案内してくれました。小さいながらもプライベート感の強いお部屋からはレマン湖が見えます。どこもかしこも写真に収めたくなるホテルでした。
特に朝食は素敵で、お部屋でもお庭でも食べられます。ヨーロッパの旅の大きな楽しみのひとつは外での食事(お茶)ですね。素敵なガーデンテーブルと椅子(特に椅子に敷かれたカラフルなマットや背もたれは、緑のお庭に良く映えて素敵)でとてもゆったりと過ごせます。
��まだまだフランスが続きます)



2007年2月13日火曜日

ヨーロッパ旅行3

3回目はそれから5年ほど後でした。最初にベルギーのブリュッセルへ入り、しばらく滞在しました。ベルギーはフランスに負けない美食の国なので、食事が楽しかったのを思い出します。氷の山の上に、魚介類をたくさんのせて、出してくれる店へ行き、大満足。ヨーロッパのスケジュールを組むときは、ラテン系の国を織り交ぜるようにしています。ゲルマン系ばかりですと、だんだんと食事がつらくなってくるので・・・ベルギーをでて、次はドイツに。最初はフランクフルトから30分くらいでいけるところにある、ビースバーデンという街へいきました。「バーデン」という地名は温泉を意味しているので、そこも温泉保養地です。この旅で私はすっかりドイツファンになってしまいました。次に訪れたバーデンバーデンはさらに有名な温泉保養地です。大きな目抜き通りをぶらぶらするのも、小川の横の素敵なカフェに座るのも楽しいですが、やはりスパ(当時は日本にこういうのものはなかったので本当にびっくりしました。)には必ずいって欲しいと思います。清潔この上ない、素晴らしい設備は言葉で表現できないほどなので、ご興味のあるかたはこちらをどうぞ。
http://www.baden-baden.de/jp/
また、ここは世界でもっとも美しいカジノのあるところです。賭けごとは嫌いな方も中だけは見てみてください。ちなみにわたしは結構好きで通いました。ドイツ語で数字の36まですらすら言えます。(何の自慢にもならない!?)とにかく夢のようなきれいな街です。私がヨーロッパで一番好きなのは間違いなくドイツです。
バーデンバーデンのあとはさらにドイツを南下し、ボーデン湖のコンスタンツに滞在しました。ここは、ライン川のスタート地点です。水辺の近くのホテルに泊まり、夜の9時になってもまだ暮れないドイツの夏を楽しみました。ただし、食事はそろそろつらくなってきたので、ハムやソーセージ(これは美味しい!)とワインとパンを町で買ってお部屋で食べたり(典型的なドイツ人の夕食ですね)、デパートのような大きなショッピングセンターの上にあるビュッフェにいったり、中華料理店を探したりして何とかがんばりました。ドイツのあとはイタリア・ミラノ!です。もう少しの辛抱だ!


2007年2月11日日曜日

ヨーロッパの旅2

2回目にヨーロッパに出かけたのはそれから5年ほどたった3月でした。成田で「ビザがないので発券できない」といわれ冷や汗をかいたことを思いだします。当時パリでテロ?(かなにか)があったため、フランス入国にビザが必要だったにもかかわらず、旅行会社の友人から「要らないよ」といわれた言葉通りに無しで出かけたことが災いしました。途方にくれる私たちのために、成田まで送ってくれた兄がカウンターで粘りに粘ったってくれたのでなんとか発券してもらい搭乗。しかし、入国できるかは着いてみないとわからないという状態での出発でした。乗せてもらう条件として「パリーチューリッヒ」のチケットを買い、入国できないときは、そのままチューリッヒに飛ぶということになっていました。パリにつくと早速名前が放送され、空港警察へ!!事情を説明すると・・・・・その場で警察の方が、手書きのビザを発行してくれました!なんという幸運。2回目の旅はツアーではなくて自由旅行です。この5年の間にハワイ、香港、アメリカと旅していたので、ツアーでなくてもいけるだろうと思ったからです。パリで数日過ごしてから、鉄道にのりスイスへ、途中、シュピーツという駅で待ち時間1時間ほどできたため下車して散策へ。少しあるくと下のほうにトゥーン湖と、そのほとりにカフェ(レストラン)が見えました。立たずまいがあんまり美しかったので、さっそく降りていってお茶を飲んで過ごしました。まだ日本には素敵なカフェがあまりなかったので、ヨーロッパのカフェにはいつもうっとりさせられました。スイスではグリンデルワルドというスキーリゾートに滞在しました。お部屋の窓からアイガーの北壁が見える(!)のには感激しました。スキーを借りて登山鉄道へ。スイスには驚くほどの数の登山鉄道とゲレンデがあります。また、ここは世界最長の二人乗りリフトのあるところで有名なので、これにも乗ってみました。何しろ到着まで長いので乗るときにマントを貸してくれるのです。滑って降りてくるときはほとんど誰にも会いません。真っ白な雪のなかに道しるべ用の色のついたポールだけがたよりで、すこしでも吹雪くと、心細くなり、ユーミンの「ブリザード」という曲が頭に浮かんできました。
グリンデルワルドは素敵な街で、夜目抜き通りをぶらぶらと買い物に出たときもとても楽しかったのを思い出します。
次にローマへ行きました。ここでの思いでも数々ですが、長くなるのでひとつだけ。アルマーニのお店へ出かけると、紺のスーツにきれいな色のネクタイをした超かっこいい人がでてきて、びっくり。お土産にネクタイを買いたいというと引き出しをサーッと開けて相談に乗ってくれました。イタリア人は接客対応世界一、イタリアの色のセンスは抜群・・・を実感。忘れられない思い出です。
��記憶に基づいての記述です。かなり前のことなので間違えや情報の古さがありましたら是非教えてください。)


2007年2月6日火曜日

ヨーロッパ旅行

タイトルを書いただけで、心は旅立ってしまいそう・・・でも今日は思い出の話です。
初めてヨーロッパに行ったのは20歳のとき。当時「なるほど・ザ・ワールド」という番組
があり、見るたびに「行ってみたーい!」と叫んでいたら、父がある日「いかせて上げよう」
といってくれました。「求めよ。されば与えられん」とはこのことですね。(ちょっと違う?!)
友人と3人組で、「8ケ国11都市、30日で30万円」のツアーに参加しました。時期は3月、為替は1ドル250円
でした。イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ギリシャ、スイス、スペイン、ベルギーを回りました。
初めてなので何もかも目新しく、忙しく飛ぶように過ぎていきました。今思えばなんて強行軍で、忙しい旅行
なのかと思うのですが、まだそのころの私にとっては「いつでもいける」場所ではなかったので、欲張ったのでしょう。体がきつかったのを覚えています。仲良し3人組でしたが、ヨーロッパはしたいことの種類が多種(観光、ショッピング、芸術鑑賞、食べ歩きなど)なので、限られた時間で3人の希望を満たすのが結構難しかった・・・・べつべつに動くことにも自信がなかったし。
それでも、今でも鮮明にたくさんの思い出がよみがえってきます。イタリア人と結婚した知人の叔母様に、リストランテに連れて行ってもらい、素敵なディナーをしたこと。デザートのチョコムースが食べ放題で、バケツのような大きな器にはいって出てきたのでびっくり・・・・・、ギリシャの島を自転車で回ったこと・・・・、ロマンチック街道のカフェのお茶セットに目を奪われたこと(銀のトレーにレースペーパが敷いてあり、角砂糖は紙で包まれていた)・・・・などなどため息のでる楽しい思い出です。



2007年2月2日金曜日

初めてのケーキ

前に書いたかと思いますが、昼間、2才になる娘をベビールームに預けています。生後4ケ月で体力的に根をあげて昼間の何時間か預け始めたのがきっかけでした。そこは自宅の斜め前のマンションにあり、近いのと環境がいいので預けることに決めたのですが、ほんとに安心して預けることのできるルームです。どんなに小さくても、その月齢でできることはきっちりとしつけてくださいます。(ついでに親もしつけてもらっている感じ!)
先日、朝、娘を送りにルームの入り口を入るとKちゃんのお母様が、先生にケーキを渡しているのが見えました。どうやらKちゃんのお誕生日らしく、せがまれて買って持参した様子・・・私は「あーついにこの日が来たか。」と思いました。実は娘にはお砂糖の入ったものはまだあげたことがなかったのです。一人っ子の特権で可能であれば3歳ぐらいまで自然の甘さで乗り切りたいと考えていたからです。一応先生には「娘には
まだ甘い物はあげたことがありません。」とお伝えしました。でも!でも!無理ですよね。みんなでケーキを食べているのに娘だけ食べないなんてそれもいやだし・・・・お迎えに行くと先生が「ケーキを少し召し上がりました。」とおっしゃいました。・・・・やはり・・・でも仕方がないよね・・・でもでも・・・・・すっかり気持ちは沈んで・・・・主人に話すと主人も少しがっかりした様子。娘に生まれて初めてケーキを上げてうれしそに食べる反応や表情を見たかった・・と思う中年夫婦です。(すぐに立ち直りましたが)