2007年2月11日日曜日

ヨーロッパの旅2

2回目にヨーロッパに出かけたのはそれから5年ほどたった3月でした。成田で「ビザがないので発券できない」といわれ冷や汗をかいたことを思いだします。当時パリでテロ?(かなにか)があったため、フランス入国にビザが必要だったにもかかわらず、旅行会社の友人から「要らないよ」といわれた言葉通りに無しで出かけたことが災いしました。途方にくれる私たちのために、成田まで送ってくれた兄がカウンターで粘りに粘ったってくれたのでなんとか発券してもらい搭乗。しかし、入国できるかは着いてみないとわからないという状態での出発でした。乗せてもらう条件として「パリーチューリッヒ」のチケットを買い、入国できないときは、そのままチューリッヒに飛ぶということになっていました。パリにつくと早速名前が放送され、空港警察へ!!事情を説明すると・・・・・その場で警察の方が、手書きのビザを発行してくれました!なんという幸運。2回目の旅はツアーではなくて自由旅行です。この5年の間にハワイ、香港、アメリカと旅していたので、ツアーでなくてもいけるだろうと思ったからです。パリで数日過ごしてから、鉄道にのりスイスへ、途中、シュピーツという駅で待ち時間1時間ほどできたため下車して散策へ。少しあるくと下のほうにトゥーン湖と、そのほとりにカフェ(レストラン)が見えました。立たずまいがあんまり美しかったので、さっそく降りていってお茶を飲んで過ごしました。まだ日本には素敵なカフェがあまりなかったので、ヨーロッパのカフェにはいつもうっとりさせられました。スイスではグリンデルワルドというスキーリゾートに滞在しました。お部屋の窓からアイガーの北壁が見える(!)のには感激しました。スキーを借りて登山鉄道へ。スイスには驚くほどの数の登山鉄道とゲレンデがあります。また、ここは世界最長の二人乗りリフトのあるところで有名なので、これにも乗ってみました。何しろ到着まで長いので乗るときにマントを貸してくれるのです。滑って降りてくるときはほとんど誰にも会いません。真っ白な雪のなかに道しるべ用の色のついたポールだけがたよりで、すこしでも吹雪くと、心細くなり、ユーミンの「ブリザード」という曲が頭に浮かんできました。
グリンデルワルドは素敵な街で、夜目抜き通りをぶらぶらと買い物に出たときもとても楽しかったのを思い出します。
次にローマへ行きました。ここでの思いでも数々ですが、長くなるのでひとつだけ。アルマーニのお店へ出かけると、紺のスーツにきれいな色のネクタイをした超かっこいい人がでてきて、びっくり。お土産にネクタイを買いたいというと引き出しをサーッと開けて相談に乗ってくれました。イタリア人は接客対応世界一、イタリアの色のセンスは抜群・・・を実感。忘れられない思い出です。
��記憶に基づいての記述です。かなり前のことなので間違えや情報の古さがありましたら是非教えてください。)